予防・歯周病
予防・歯周病
予防歯科の中心はセルフケアとプロフェッショナルケアです。毎日、ご自身によるセルフケアを行い、定期的な歯科医院の受診で歯科医師・歯科衛生士によるプロフェッショナルケア(口腔内診査、歯垢・歯石の除去、歯磨き指導、フッ素塗布など)を受けることが大切です。
こんなお悩みはありませんか?
ご希望の方には唾液検査を行っています。
唾液からはいろいろな情報を得られます。データをもとに、それぞれのお口の環境に合った提案をすることが可能です
STEP.1:検査するにあたって、注意事項等ご説明します。事前にスタッフにお声がけください。
STEP.2:洗口用水で10秒間、口をすすぎ、唾液を採取します。
STEP.3:機器を用いて測定、その日のうちに結果シートを作成します。
STEP.4:治療やメンテナンス、ホームケアについてご提案します。
歯を失う2大原因は歯周病とむし歯です。
こんな症状はありませんか?
以下の症状にあてはまる方は歯周病の可能性が高いです。
歯の表面に絶えることなく形成される膜をプラーク(歯垢)と呼びます。プラークには歯周病の原因となる細菌が多数含まれています。
歯と歯肉の境目の清掃が十分でないと、そこに多くのプラーク、細菌が停滞し、歯肉の炎症(出血や腫れ)、さらに進行すると歯槽骨が吸収し(溶けて)、歯がグラグラしたり、歯肉に膿がたまる等の症状を引き起こします。
様々な研究の結果、歯周病は多くの全身疾患に影響を及ぼしていることがわかってきました。その代表的な病気は、心筋梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・脳梗塞です。
歯周病はお口の中の病気ですが、全身の血流に乗って歯周病原菌は各臓器や血管に大きなダメージを与えます。歯周病と全身疾患は相互作用で良くも悪くもなるため、医科と歯科の連携が必要不可欠となります。
歯周病治療は歯科医師・歯科衛生士による治療と、患者様によるセルフケアで成り立ちます。このどれが欠けても、治療の成功は難しいと言われています。患者様の病気への理解がとても大切ですので、わかり易い説明を心がけています。
最初に歯周病の進行状態を歯周ポケットの深さ、口腔内写真やレントゲン写真を撮影し診査します。また現状のブラッシングでどこが磨けていないのかをよく理解していただいた上で、効果的なブラッシング方法をお伝えします。
その上で、歯周病の原因となる歯垢や歯石や菌の除去、咬み合わせの調整などの基本治療を行います。さらに必要な場合は、外科治療を行います。状態が改善した段階で、状態の維持、再発防止のためのメンテナンスを行います。